ハビエル・マーティン

1985年生まれ、スペイン、マルベーリャ出身。幼少の頃より油画を始めたハビエル・マーティンは、8歳で初の個展を開催、以降独学でアートの経験を積む。ヨーロッパ各国、韓国、香港、そしてアメリカを旅する中で研ぎ澄まされた観察眼を持ち、2007年から取り組み続けるテーマ「Blindness」を通じて捉えどころがなくどこか曖昧な今日の美や価値に対する認識や概念に向き合い、独創的な表現を生み出している。マーティンの作品は、身近な物やサービスの商業的イメージから我々に伝わるメッセージの真実性や正確性を問い掛けることに狙いがあり、今日の象徴的資本の役割を果たすソーシャルメディア上や宣伝広告のイメージから発するメッセージが我々の意識に作用するプロセスは、マーティンの取り組むテーマ「Blindness」の根源となる。近年の主な展示に、「Blindness」Valli Art Gallery(ニューヨーク、2019年)、「Plan B」David Zwirner Gallery(ニューヨーク、2019年)、「Convergence」Galerie Art District(パリ、2018年)、「LIES & LIGHT」ジャクソンヴィル現代美術館(ジャクソンヴィル、2017年)がある他、2019年4月にはマーティン初の美術館での個展「Blindness」がソウル美術館で開催された。
Artworks
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Javier Martin, Blindness Infinite Light, 2019, collage, acrylic, oil and neon light on wood, 200.0 x 200.0 x 8.0 cm -
Javier Martin, Cut simply, 2014, cut photo paper on plexiglass, 120.0 x 93.0 x 4.0 cm -
Javier Martin, Blindness The Dark Box Cold, 2018, neon light, wood and metal, 188.0 x 66.0 x 33.0 cm -
Javier Martin, Blindness Concave y Convex, 2017, acrylic, collage and neon light on wood, 120.0 x 100.0 x 10.0 cm -
Javier Martin,BLINDNESS YUAN III, 2014, digital print and mixed media on arches paper, 133.0 x 97.0 x 4.0 cm