MAKI
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クレイグ・クチア

クレイグ・クチアはオハイオ州クリーブランド生まれ、現在ロサンゼルスを拠点に活動しています。1999年にオハイオ州クリーブランド美術大学で美術学士号を取得後、2003年にはロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アーツにて美術学のポストグラデュエート・ディプロマを取得しました。クチアは記憶と想像の境界で生じる視覚的および心理的空間の表現を追求し、複雑で神秘的な構図をもつ示唆に富んだ作品で知られています。
クチアの作品は、シュルレアリスムやパターン・アンド・デコレーション、キュビズムなどの歴史的芸術運動を参照すると同時に、作家個人の経験からもインスピレーションを得ています。様々な主題において、平坦でグラフィックなタッチから素材感豊かなインパストまで幅広い技法を併用することで、作家は油絵の可能性を探求しています。彼の代表的なクジラのシリーズで登場するマッコウクジラや動植物などのモチーフは普遍的になじみのある形象をもち、クチアの空想的なペインティングに寓話的で比喩的な響きをもたらします。作家が描く予想もつかない不思議な物語は、鑑賞者に内省や熟思、そして独自のストーリーを作り上げるよう促しています。
主な個展に「a toucan」L21(スペイン・バレアレス諸島、2021年)、「whales」The Pit(カリフォルニア州グレンデール 、2021年)、「paintings」AM Gallery(ロサンゼルス、2018年)、「accidental documentaries」Shaheen Modern and Contemporary Art(オハイオ州クリーブランド、2014年)がある他、さらに「Wild Frontiers」The Pit(カリフォルニア州グレンデール、2021年)、「36 Paintings」Harper’s Book(ニューヨーク州イーストハンプトン、2021年)、「L.A. : Views」MAKI Gallery(東京、2020年)などのグループ展に参加しています。

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