MAKI
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マンゴ・トムソン

1969年カルフォルニア州ウッドランド生まれ。現在ロサンゼルスを拠点に活動するマンゴ・トムソンは、映像や音、彫刻、インスタレーションなどを通して慣例や一般的な認識を覆すコンセプチュアルな作品で知られています。雑誌、広告、壁掛けカレンダー、宅配便のダンボール箱をはじめとする印刷物やアーカイブ資料を扱いながら表現する彼の大胆な作品は、マスメディアの構造や消費主義の影響などを鋭くも遊び心たっぷりに分析し、果ては人類の存在意義までをも壮大な時間感覚を持って俯瞰します。
近年の主な個展は、「Time Life」「A Universal Picture」Karma(ニューヨーク、2025年)、「Collection in Focus: Mungo Thomson」ウォーカー・アート・センター(ミネソタ州ミネアポリス、2024年)、「Sculptures」アスペン美術館(コロラド州アスペン、2022年)、「Sideways Thought」galerie frank elbaz(パリ、2022年)、「Nagori Yuki」ISETAN The Stage(東京、2021年)、「Archives」MAKI Gallery(東京、2020年)など。世界各地の美術館でのグループ展に精力的に参加しているほか、ホイットニー美術館(ニューヨーク)、ハーシュホーン博物館と彫刻の庭(ワシントンD.C.)、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ロサンゼルス現代美術館、ヒューストン美術館、ウォーカー・アート・センター(ミネアポリス)、フメックス美術館(メキシコシティ)など、数多くの著名な公共コレクションに作品が収蔵されています。また、北京で行われた第2回CAFAMビエンナーレ、ロサンゼルスのPacific Standard Time Performance and Public Art Festival、第12回イスタンブールビエンナーレ、そして2008年ホイットニービエンナーレにも参加しており、2025年にはニューヨーク映画祭で作品が上映され、グッゲンハイム・フェローを受賞しています。

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