MAKI
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-11-11
Tel: 03-6434-7705
E-mail: info@makigallery.com

ミヤ・アンドウ

Photo: Nick Knight / Socrates Sculpture Park
Photo: Nick Knight / Socrates Sculpture Park

ミヤ・アンドウは1973年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。アンドウは鉄、アルミ、木などさまざまな素材を使い、抽象的な絵画や彫刻、インスタレーションなどを制作しています。伝統と現代、産業と自然、東洋と西洋を巧みに融合させ、繊細な感性で自然の在りようを作品に映し出します。
最近の主な個展に「Sky Atlas」Wilding Cran Gallery(ロサンゼルス、2023年)、「Waiting for the Moon」Bolinas Museum(カリフォルニア州ボリナス、2023年)及びNancy Toomey Fine Arts(サンフランシスコ、2023年)、「Kumoji (Cloud Path / A Road Traversed By Birds And The Moon)」Kavi Gupta(シカゴ、2022年)、「Aki Wa Yuugure (In Autumn, The Evening)」Sundaram Tagore Gallery(ニューヨーク、2022年)、「Mugetsu (Invisible Moon)」MAKI Gallery(東京、2021年)、「Kuu / 空」MAKI Gallery(東京、2020年)などがある他、2018年にはイサム・ノグチ美術館でも個展を開催しています。また、Haus der Kunst (ミュンヘン、2019年)やロサンゼルス・カウンティ美術館(ロサンゼルス、2017年)など、美術館でのグループ展にも精力的に参加しています。そして2015年、彼女の大規模なインスタレーション「Emptiness The Sky(Shou Sugi Ban;焼杉板)」は、第56回ヴェネチアビエンナーレ国際美術展「Frontiers Reimagined」で展示されました。また、アンドウの作品はロサンゼルス・カウンティ美術館、Nassau County Museum of Art、コーニングガラス美術館、デトロイト美術館、Luftmuseum、スコッツデール現代美術館、サンタバーバラ美術館、Museum of Art and Historyなどのパブリックあるいはプライベート・コレクションに多数収蔵されています。アンドウはPollock-Krasner Foundation Grant Awardをはじめとする数々の受賞歴を持ち、数多くの公共の場でも作品を発表しています。特に、9.11から10年の節目にロンドンのエリザベス女王オリンピックパークに設置された、世界貿易センタービルの鉄骨を使った高さ30フィートの彫刻は、DARCアワードのベストライトアートインスタレーション部門にノミネートされました。また歴史的建造物であるPhilip Johnson Glass House(コネチカット州ニューカナン)のための作品の制作も依頼されています。アンドウはカリフォルニア大学バークレー校で東アジア研究の学士号を取得した後、イェール大学とスタンフォード大学でさらにその研究を深めるとともに、日本では金工師の下で技術を習得しています。

Artworks

pagetop