草間彌生・具体美術の戦後美術から海外アーティスト、日本の若手注目アーティストまで紹介いたしております。

このたびMAKI Galleryでは、鍵岡リグレ アンヌの自身初となるカタログ『Anne KAGIOKA RIGOULET』を出版いたします。鍵岡は自然の持つ流動的なダイナミズムを捉える手法および主題そのものに水を用いて、2014年より数多くのペインティングシリーズを発表してきました。油画とフレスコ画の技術を習得した鍵岡は、布によるコラージュと壁画の技法を組み合わせたその独創的な制作方法で知られ、抽象と具象の狭間を揺らめく絶妙なバランスで、レリーフをも思わせるような絵画を生み出します。

本書籍では各作品群を深く探求するとともに、過去のプロジェクトや制作プロセス、自身の経歴、そしてインスピレーションの源について振り返る作家インタビューを収めた、鍵岡のこれまでの活動における集大成となります。

本書籍の発売を記念し、1月15日（土）にアーティストトークとサイン会をMAKI Gallery表参道にて開催いたします。アーティストトークでは、鍵岡と書籍内でのインタビューを担当したライターの鈴木萌夏による対談を行います。

プレスリリース – 鍵岡リグレ アンヌ「Anne KAGIOKA RIGOULET」