MAKI
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Tokyo Gendai 2025

  • 2025/09/12-2025/09/14
  • Booth C09 | 清川あさみ、ジェニファー・ロックリン、多田圭佑、田村琢郎、塔尾栞莉

Installation view, Tokyo Gendai 2025

このたびMAKI Galleryは、今年で第3回目の開催となるアートフェア、Tokyo Gendai 2025に出展いたします。弊社ブースでは、清川あさみ、ジェニファー・ロックリン、多田圭佑、田村琢郎、塔尾栞莉によるグループ展を行います。

東京を拠点に活動する清川あさみは、写真や布、本、そして雑誌に刺繍を施す独自の手法で、現代社会の複雑な美を表現すると同時に、人間と彼らを取り巻く環境との関係性を探求します。清川の作品は有機的な要素を擁しており、テクノロジーの進歩と都市化によって自然界から遠のいた現代に生きる私たちに周囲の環境とのより深い繋がりを体感させます。

ロサンゼルスを拠点に活動するジェニファー・ロックリンが手捻りで形づくる陶器には、美術史やポップカルチャー、そして私生活を綴る自伝的な手記にいたる幅広いモチーフが描かれます。カリフォルニアの豊かな動植物は作家の日常として作品上に頻繁に登場し、自然の包み込むような美しさへの深い愛情を物語ります。

愛知県を拠点に活動する多田圭佑の独創的かつ彫刻的に絵具を使用した作品は、時間や空間、物質、重力という宇宙の根源そのものに問いを投げかけ、そしてそれらの要素が物理的次元と仮想空間の往来によって遂げる変容と、生じる歪に注目します。多田の「残欠の絵画」は一見古く風化したヨーロッパの風景画を思わせますが、実際はバーチャル空間を巡る中で目にした風景を基にした作品です。作家は作品の表面を意図的にエイジング処理し、架空の時間と場所を描いています。

東京を拠点に活動する田村琢郎は、鋭い洞察力と卓越した技術、そして遊び心あふれるユーモアで、私たちと自然との関係にまつわる矛盾を追求します。植物とアスファルトを組み合わせた立体作品は、環境破壊を暗示すると同時に、自然の頑強さと人間からの抑圧への不撓不屈の精神を表しています。

大分を拠点に活動する塔尾栞莉は、幼少期のアルバムや自身で撮影した風景や植物の写真をモチーフに、記憶の儚さや捉えどころのなさに向き合います。私たちの記憶が断片的に、散開し、移ろいゆく様を、塔尾は3 x 3 cmのグリッドに区切ったキャンバスに細微な抽象画を描き込み、全体を一つのイメージへ融合させるという独自のプロセスで生じた歪みで表現しています。

ブースC09にて、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【開催概要】

VIPプレビュー *招待制
9月11日 (木) 14:00 – 20:00

一般公開
9月12日 (金) 11:00 – 19:00
9月13日 (土) 11:00 – 19:00
9月14日 (日) 11:00 – 17:00
※すべての日程について、最終入場時間は終了時間の30分前までです。

会場
パシフィコ横浜(展示ホールC/D)
横浜市西区みなとみらい1-1-1
MAKI Gallery ブース:C09

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