MAKI
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Art Collaboration Kyoto 2022

  • 2022/11/18-2022/11/20
  • Booth C20 | シーラ・ヒックス、カズ・オオシロ、マンゴ・トムソン

Installation view, artwork, left to right: Kaz Oshiro; Mungo Thomson; Sheila Hicks

このたびMAKI Galleryは、京都で開催されますアートフェア、Art Collaboration Kyoto (ACK) にgalerie frank elbazと共同出展いたします。ブースでは、シーラ・ヒックス、カズ・オオシロ、マンゴ・トムソンの作品を展示いたします。国際的に高い評価を受けているこの3名のアーティストは、日常的な物や現象をそれぞれ独自の技法を通して、思いもよらないかたちで再文脈化しています。

アメリカ人アーティスト、シーラ・ヒックスは、1950年代後半からジャンルにとらわれない作品を創り続けています。毛糸や麻、綿を結んだり、包んだり、折ったり、ねじったり、重ねたりと、既存する芸術のカテゴリーとその階層的な関係を打ち破るような技法と素材を扱います。イェール大学でヨゼフ・アルバースに師事したヒックスは、芸術と装飾、デザインの区別を重要視しないモダニズムの精神と、先コロンブス期アメリカにルーツを持つテキスタイルの実践の両方を受け継いでいます。

沖縄県生まれ、現在はロサンゼルスを拠点とするカズ・オオシロは、木材、キャンバス、アクリル絵具といったベーシックな画材を用いて、日常生活や産業空間から引用した、ありふれたオブジェを精密に再現しています。トロンプ・ルイユやレディメイドの伝統を受け継ぐオオシロの作品は、鑑賞者の固定観念を見事に覆し、芸術と現実の境目という永遠な哲学的質問を投げかけます。

ロサンゼルスを拠点とするアーティスト、マンゴ・トムソンは、雑誌の表紙、広告、壁掛けカレンダー、宅配便のダンボール箱をはじめとする印刷物やアーカイブ資料を機知に富んだ方法で扱い、慣例や通常の認識を覆す作品を多く創り出しています。トムソンの作品はマスメディア、人や物の社会的役割、消費主義などの構造と影響を、鋭くも遊び心たっぷりに分析します。

ブースC20にて、皆様のお越しをお待ちしております。

【フェア詳細】

開催日程
2022年11月18日(金)- 11月20日(日)
内覧会:11月17日(木) ※招待者と報道関係者のみ

開催時間
11月18日(金)12:00-19:00
11月19日(土)12:00-19:00
11月20日(日)12:00-17:00

メイン会場
国立京都国際会館イベントホール
606-0001 京都市左京区宝ヶ池

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